水平思考クイズを、本にまとめることにしました
水平思考クイズ (通称:ウミガメのスープ) を作り、これまで通話アプリで多くの人に出題してきました。
実際に出題してみると、自分では気づかなかった問題文の曖昧さや、想定していなかった受け取られ方が見えてくることもありました。
質問の内容や、答えを聞いたときの反応を参考に、問題文や設定を直しているうちに、自作のクイズが少しずつ増えていきました。
これらの問題を通話の場だけで終わらせず、出題者がいなくても楽しめる形にしたいと思い、本にまとめることにしました。
ひとりでも楽しめる形を考えました
本にまとめる上でいちばん意識したのは「出題役がいなくても遊べること」です。
水平思考クイズは、答えを当てるだけでなく、少しずつ条件を絞っていく過程が面白い遊びです。
そこで今回は、各問題に段階的なヒントを用意することにしました。
詰まったら、ヒントを一つだけ読む。
これまでのヒントをもとに推理する。
必要な分だけ手がかりを増やしながら、自分のペースで進めていく。
出題者がいなくても、発想を切り替えながら、少しずつ真相に迫る過程を楽しめる構成を目指しました。
答え合わせで終わらせない構成
もうひとつこだわっているのは、解答を読んだあとの部分です。
水平思考クイズは、真相が分かった瞬間にすっきりする一方で、問題によっては「自分がどこで引っかかっていたのかは曖昧なまま」ということもあります。
そこで本書では、各問題の解答のあとに、
- どのような前提を置くと迷いやすいのか
- どの条件が、読み方を変えるきっかけになりやすいのか
という点を振り返れるようにしています。
ただ答え合わせをするだけでなく、問題の仕掛けや、自分の思い込みまで振り返れる構成にしています。
本書で大切にしていること
今回の水平思考クイズ集では、次の点を重視しています。
- すべての問題に、多段階のヒントを用意する
- いきなり答えに飛ばず、ヒントを手がかりに少しずつ真相に近づけるようにする
- 解説では「何を手がかりにすればよかったのか」を言葉で残す
収録するクイズは、通話アプリで200名以上のモニターに実際に出題したオリジナル問題の中から、「面白い!」と好評だったものを選んでいます。
出題時の反応をもとに、引っかかりやすい箇所や、誤解されやすい表現を調整してきました。
問題ごとに難易度は異なりますが、必要な分だけヒントを読み、自分のペースで考えられるようにしています。
こんな方に向いています
本書は、テンポよく正解だけを知りたい人向けというより、少し立ち止まりながら考える時間を楽しみたい人に向いています。
- ミステリーや謎解きが好き
- 正解そのものより、考える過程に面白さを感じる
- ヒントを少しずつ開けながら進めるのが好き
基本はひとりで遊ぶ前提で作っていますが、誰かが出題役になれば複数人でも遊べます。
通話やオンラインでのちょっとした遊びにも使えます。
収録問題を、少しだけお見せします
ここでは、本書に収録する水平思考クイズのうち、問題文のみをいくつか紹介します。
本編では、それぞれの問題に約10〜20段階のヒントと解答、振り返りの解説を収録する予定です。
Q1. エリカ、見知らぬ男の報酬
引っ越したてのエリカは、自宅のそばで見知らぬ男に声をかけたら、10万円を渡された。
一体なぜ?
Q2. モエカ、切り札の封印
探偵の助手として採用されたモエカは、探偵から大事な物を預けられた。
モエカは、万が一に備えて、それを車のトランクに保管した。
そして後日、モエカはクビになった。
一体なぜ?
Q3. 運命の予言
AとBから告白された女に、ある男が助言した。
「3年以内に、Aは大金持ちになり、Bは亡くなるだろう。Aと交際した方がよい。」
実際、女はAを選んで正解だった。
一体どういうこと?
Q4. アオト、Aの四重奏
アオトは、地域の A のイベントで一流メーカーの A の話で盛り上がり、
華やかな A で行われたビンゴ大会で A の柄のタオルをゲットした。
一体どういうこと?
※「A」にはすべて同じ言葉が入ります。
近日中にKindleストアで公開します
このような形でまとめた水平思考クイズ集を、近日中にAmazonのKindleストアで公開する予定です。
正式に出たら、あらためて書籍情報や収録内容をまとめた記事を書きます。
※ 2026年4月30日追記(参考記事)
